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サポート。
支援したり、助けたりすること。
問い合わせなどに答えて手助けすること...

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サポート。
支援したり、助けたりすること。
問い合わせなどに答えて手助けすること。

つまり、お母さんが「代わりにやってあげる」ではないんです。

バレエスタジオでは全国共通で暗黙のルールである
スタジオに入ったら親と喋らない。
というのも、
入り口、そしてセミナー開始前の説明でお話させて頂いていますし

更衣室にはダンサーしか入らない。
というのも、入り口か受付(会場によって違ったけど)と、セミナー開始前の説明でキッズにはお話させてもらいました。

ティーンは14歳以上なので、
流石に更衣室に入って着替えを助ける必要はないでしょ
と思った私が甘かったよ。
だって居たもん。

2日間あるセミナ―で、
どうして2日目にも「更衣室に入らないで」
と大人にいわなければいけないのでしょうか。

更衣室に入らない、には理由があります。
更衣室が狭いからです。
親がいたら邪魔なのよ。

あなたの子供はいいかもしれないけど
(それもどうかと思うぞ?)
他の子は他人の前で着替えたくないのよ。

それ、公共の場でやったら痴漢だよ?
思春期の女の子達のロッカールームに入る、って事だからね??

レッスン中、子供に話しかけないで、と言ったら
話しかけないでください。
ここにも理由があります。

自分の力で講師の話を聞き、
分からないところがあったら
「自分から」質問してほしいからです。

表現力の一つに
「自分の思っている事を相手に伝える」
というものが含まれます。

舞台であれば、
「振付家の想いを、自分の体にのせて、観客に伝える」
というのかもしれないし、

レッスンオーディションであれば、
「プロになりたいんだ!という熱量を、レッスンの中で、ディレクターに伝える」
かもしれません。

言葉や行動で、相手に気持ちを伝えるというのは表現力で、
それは練習しないと身につかないのよ。

お母さんがメモとっていてくれるから。
お母さんが聞いてくれるから。
これでは彼女のためにならないんですよ。

私は母親ではありませんから、
「愛さんに親の気持ちなんてわからないわよ!」
と言われちゃうかもしれません。

でもバレエ学校に10年以上務めていたということは
10年以上同じ年齢層の子供と親の関係性を見てきた
ということであり、

成功する子供(成功という意味はプロだけではない)と、親がどのようにコミュニケーションを取っているのか
を研究してきました。

誰一人として子供を失敗させよう、って気持ちではない。
それは分かります。

でも、っていうか、だからこそ?
先回りして失敗を防いでしまうんでしょうね。

でもね、バレエのケガもそうですが
小さいケガでリハビリの練習をしておくと
大きなケガをする確率も落ちるし
ケガしても対応できる力が身につきます。

自立だってそう。

今のうちにやっておかないと
海外留学した先で鬱、パニック、
周りと調和できない…
などの問題と対面することになります。

その環境で一番辛いのは、子供本人なんです。

DLSブログ「ダンサーの前に人間として…赤裸々日記」より。
バレエ生徒と親の関係をたくさんお話している本文はこちらからどうぞ
https://www.dancerslifesupport.com/human/


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